『ガールズバンドクライ』は『ぼっち・ざ・ろっく』を超えるか

カテゴリー:  Entertainment タグ:  anime films music

Girls Band Cry

この連休はAmazon Prime Videoでやっている『ガールズバンドクライ』にハマっていました。

『ぼっち・ざ・ろっく』との対比

2022年にヒットしたガールズバンドをテーマとしたアニメ『ぼっち・ざ・ろっく』は、 漫画の原作があってのアニメ化ですが、本作は東映アニメーションの制作による 完全新作のオリジナルで、しかもフルCGです。

音楽アニメの難しさは、ストーリーを納得させる楽曲の絶対的な良さが必要な点です。 『ぼっち・ざ・ろっく』では歌唱は声優が担当したものの、作曲はLOST IN TIMEの三井律郎氏や 音羽-otoha-など才能あるアーティストが担当し、演奏もプロが担当していました。

『ガールズバンドクライ』でも作曲はプロが担当していますが、 演奏はオーディションで選ばれたバンド「トゲナシトゲアリ」が担当し、 彼女らが声優も担当しています。

ある意味『ぼっち・ざ・ろっく』よりもストーリー部分と演奏部分が地続きなので、 CGなのも相まってリアリティ感は本作のほうが強い印象です。

また楽器についてもリアリティがあります。 現時点(エピソード5まで視聴)ではドラムとギターしか楽器が出てきていませんが、 メンバーである河原木桃香の使用ギターは Psychederhythmのジャズマスター (約30万弱)です。 半プロの選択肢としては、現実的で、かつ実在するマニアックな国産ブランドを 出してくるところもギタリストはにんまりしてしまうポイントです。 『ぼっち・ざ・ろっく』がいくら父親のお下がりとはいえ50万は下らない Gibson Les Paul Customを高校生が持っている非常識さと比べると、 対照的ですね。

「空の箱(Void)」

折角なので第一話の挿入歌「空の箱(Void)」を演奏してみました。

エンディングに路上でかき鳴らす河原木桃香のジャキジャキしたジャズマスターのサウンドが かっこよかったです。 タブ譜 アップロードしておきます。

Yostos · Void(空の箱)

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